【京都府宇治市六地蔵】より車内に放置していたらバッテリーが膨張してしまったiPhoneXのバッテリー交換のご依頼|河原町OPA5階
2024/08/19
京都府宇治市六地蔵よりiPhoneXのバッテリー交換修理のご依頼を頂きました!
この度、ご依頼頂いた端末はナビの代わりとして主に車内で使用されており、
駐車時に車内に放置していた所バッテリーが膨張してしまったようです。
修理の為、分解してみると過去に他店でバッテリー交換を行っている形跡がありました。
お客様に確認してみると2年ほど前にバッテリー交換をしたとの事でした。
Apple純正のバッテリーの場合、2年ほど使用していれば劣化してくる頃ですが、
純正ではなく粗悪品の可能性があるバッテリーであれば、
すでにかなり劣化してしまっていた可能性があります。
劣化したバッテリーを使い続けているとバッテリーが膨張してしまう危険性がある為、
劣化してきたと判明したらなるべく早めに交換しておきましょう!
バッテリー交換は30分程で完了し、データもそのままでお返しする事ができました。
ご質問、ご不明点等ございましたらお気軽にご連絡ください。
バッテリーが膨張してしまう原因でよく挙げられるのはバッテリーの劣化です。
しかし、温度もバッテリーの膨張に強く関係しています。
スマホのバッテリーである「リチウムイオン電池」は
高温や低温状況だと性能や寿命、安全性などに大きな影響を与えます。
・低温環境
リチウムイオン電池は低温でのパフォーマンスが低下します。
特に0℃以下になると、電池内部の電解液の粘度が増加し、イオンの移動が遅くなるため、
電池の容量が低下し、出力電圧が下がります。
その結果、充電がすぐになくなってしまいます。
これらの症状は常温に戻ると回復します。
しかし、極端な低温環境だと電池の寿命が短くなる現象が起きてしまいます。
・高温環境
リチウムイオン電池は高温での化学反応が活発になるため、
一時的に性能が向上することがあります。
しかし、長期間高温にさらされると、電解液の分解が進み、
内部抵抗が増加し、電池の劣化が早まります。
また、高温は電池内部の材料間での反応を促進し、寿命を縮めるだけでなく、
異常な発熱やバッテリーの膨張、発火、爆発といったリスクも高まります。
この度、ご依頼頂いた端末は車内に放置してしまったとのことだったので、
おそらく高温状態が長時間続いてしまったのが原因の可能性が高いです。
夏の車内は日陰に駐車していたとしても高温になってしまいます。
リチウムイオン電池はモバイル扇風機やモバイルバッテリー、
ノートパソコンなどの身の回りに多く存在します。
スマホだけでなく、充電式で動く電化製品を高温になる環境に放置するのはやめましょう。
リチウムイオン電池の危険性についてはコチラをご覧ください。
バッテリーの膨張を防ぐ為にもバッテリーが劣化してきたら
使い続けるのではなく、なるべく早めに交換しましょう!
電話での来店予約、ご相談は☎:075-748-1441
メールでの来店予約、ご相談は
ご質問、ご不明点等ございましたらお気軽にご連絡ください!
お見積りやご相談のみでも大歓迎です!
ご連絡お待ちしております。