京都市右京区梅津北川町 より、iPhone11バッテリー交換のご依頼
2024/03/14
先日、iPhone11のバッテリー交換のご依頼を頂きました!
iPhone11は2019年に発売され、2022年9月に販売が終了するまで長期間にわたりApple店頭に並びました。
iPhone11Pro/ProMaxの廉価版、iPhoneXRの後継機として、かなりの人気を博しましたので、2024年の現在でも使用されている方、多いのではないかと思います。
iPhoneのバッテリーは、仕組み上2~3年で寿命が訪れるとされています。突然使えなくなるわけではなく、バッテリーの駆動時間が短くなっていき、だんだんと普段使いに困る程に劣化していきます。その為、モバイルバッテリーなどを持ち歩き、常に充電しながらといった使い方をしているユーザーは劣化に気付かないケースも非常に多いんです。
劣化した状態で使用を続けていると、突然電源が入らなくなってしまったり、バッテリーが膨張して画面を押し上げてしまったり等の可能性が高いんです。
その為、メーカーのAppleからも2年ごとの定期的な交換が推奨されています。
アイプラス河原町OPA店なら、最短20分~の即日バッテリー交換が可能です。予約は不要なので、お食事やお買い物のついでにぜひバッテリー交換されてみてはいかがでしょう??
その他、画面修理は30分~、水没修理やリンゴループ脱出、起動不良等の修理も1時間ほどで完了致します。突然の故障や早く直したい修理でも、安心してご来店頂けます!!
ネットからのご予約・お問い合わせも可能ですので、お日にちお決まりのお客様は是非ご利用ください!!
バッテリーが膨張するのは、バッテリー内部にガスが発生する事が原因です。
それでは、何故そのようなガスが発生し溜まってしまうのでしょう??
主な原因は次の3つです!
・過充電
過充電とは、簡単に言えば100%充電完了しているにも関わらず充電をし続けた際に起こる現象です。
充電をし続けると、バッテリーの正極側に過剰にリチウムイオンが発生してしまい、バッテリーの劣化を促進してしまいます。その結果電解液が酸化し、ガスが発生するという仕組みです。
寝る前に充電器に挿すという習慣のある方、非常に多いのではないかと思います。その行為がまさしく過充電を招いてしまいますので、あまりお勧めしません。
・過放電
自己放電が繰り返されたり長期間にわたってそのまま放置されたりすると、負極側に使用されている銅箔が溶け出してしまい、過充電と同じく電解液が酸化してしまう結果、ガスが発生するというものです。
使用しなくなった端末は、50%程まで充電し、電源を落として保管しましょう。時々電源を入れ、完全に0%の時間が少ないようにしましょう。そうしないと過放電の状態になり、膨張へとつながってしまう恐れがあります。
・温度環境
バッテリーが動作する環境もバッテリーに多大な影響を与えます。寧ろ、この温度に関する影響が最も大きいと言っても過言ではありません。
バッテリーの適正動作温度は、16℃~22℃と言われております。バッテリーの温度が35℃を超えると、バッテリーは著しくパフォーマンスを低下させます。運動会など、炎天下で動画を撮影中にスマホがフリーズした経験ある方も多いかと思います。あの状態はかなり危険で、バッテリーに大きな負荷が掛かっている状態です。もし動作が重くなったら、電源を落とし涼しい所でしばらく様子を見てください。もしそのまま使い続けると、バッテリーが1日で急に劣化するなどの可能性もあります。もちろん膨張の原因にもなります。
逆に寒い環境では、バッテリー内の抵抗値が増える事により、バッテリーに負荷がかかります。突然寒い所等に持ち込むと、iPhone内部で水滴が発生して水没する危険もありますので、急激な温度変化を伴う使用はなるべく控えましょう。
参照記事:スマホのバッテリーでも大活躍! 「リチウムイオン電池」の仕組みや長持ちさせる使い方を解説します - ITをもっと身近に。ソフトバンクニュース (softbank.jp)
バッテリーの寿命は本当にユーザーによって何倍というレベルで変化します。
以前、店頭にiPhone14Proがバッテリーが膨張した状態で持ち込まれました。その当時はまだ発売から1年ほどしか経過しておらず、スタッフみな驚いていました。しかし、実際に純正のバッテリーが1年以内に膨張することがありという事実があったことは変わりません。
ここまででバッテリーが劣化する原因を解説してきましたが、簡単に言えばそれらに気を付ければバッテリーは劣化しにくいんです。
寝るまでの時間と起きてから外出するまでの時間でiPhoneのバッテリーを満タンにする事は難しくありません。急速充電を使用すれば、30分で50%まで充電できますし、+1時間弱あれば100%まで充電できるでしょう。
食事の時間と風呂に入る時間などで100%まで充電する事は非現実的に思えるかもしれませんが、かなり簡単な事なんです。
そして、充電中の使用もバッテリーに負荷をかけるため控えましょう。
そうすれば、バッテリーは必ず長持ちしてくれるはずです。
どれも今日から実践できる事なので、是非みなさん試してみてください!!