海・プール・お風呂でiPhone水没!復旧率を下げる「やってはいけないこと」を京都のiPhone修理店が解説
2026/07/09
海・プール・お風呂でiPhoneを水没させてしまった方へ。電源を入れる・充電するなど間違った対処は故障を悪化させる原因になります。水没時に絶対やってはいけないことや復旧率を高めるポイントを、アイプラス京都河原町OPA店が修理店目線で詳しく解説します。
夏になると海やプール、普段であればお風呂場など、水の近くでiPhoneを使用する機会が増えます。
その影響もあり、アイプラス京都河原町OPA店でも「iPhoneを水没させてしまった」というご相談が急増する時期です。
「電源は入るから大丈夫だろう」「防水性能があるから問題ないはず」
このように考えてそのまま使い続けた結果、数日後に突然電源が入らなくなったり、大切なデータが取り出せなくなってしまうケースも少なくありません。
実は、水没したiPhoneで最も重要なのは【何をするか】ではなく、【やってはいけないことをしない】ことです。今回は修理店だからこそ分かる、水没時に避けるべき行動と、復旧率を下げないためのポイントについて詳しく解説します。

iPhoneには防水性能が備わっていますが、完全防水ではありません。
例えば最近のiPhoneにはIP68などの防水・防塵性能がありますが、これは新品の状態で一定条件下において評価されたものです。長年使用している端末では、防水パッキンの劣化や落下によるフレームの歪みなどで、防水性能が低下してきます。
また、Appleでも水による損傷は完全には防げないことが案内されています。
| Appleでも耐水性能には限界があることが案内されています。詳しくはApple公式の「iPhone の耐水性能について」をご確認ください。 https://support.apple.com/ja-jp/108039 |
さらに、水没と一口に言っても、水の種類によって危険性は大きく異なります。
海水(塩分による腐食)
プール(水中の塩素)
温泉(硫黄やミネラル)
お風呂(高温・湿気)
特に海水や温泉は内部の腐食が非常に早く進行するため、真水よりも故障リスクが高くなります。
また、水没直後は普通に使えていても安心はできません。
内部基板に残った水分が時間の経過とともに腐食を進行させ、数日後・数週間後に突然電源が入らなくなるケースも多く見られます。起動不良に症状も様々で、完全に電源が入らない。リンゴループ。数分に一度再起動する。といったものが水没故障によくみられる症状です。

水没したiPhoneを復旧できるかどうかは、最初の行動によって大きく左右されます。
修理店でも、誤った対処によって症状が悪化してしまった端末を数多く見てきました。
「まだ使えるかな?」と何度も電源ボタンを押してしまう方は非常に多いですが、水分が内部基板に残った状態で通電するとショートする危険があります。
一度ショートすると、基板修理が必要になったり、データ復旧が難しくなることもあります。
バッテリー残量が少ないからといって充電するのも避けましょう。
充電によって内部へ電気が流れるため、ショートや部品故障を引き起こす可能性があります。
充電器には接続せず、そのままの状態で保管してください。
意外と多いのがドライヤーです。
熱風によって
・バッテリーへ負荷がかかる
・防水パッキンが劣化する
・水分が内部奥へ入り込む
・内部で水分が広がり重症化する
など、逆効果になる場合があります。
水を出そうとして振る方もいますが、内部の水分がさらに基板側へ広がってしまう恐れがあります。
外側の水滴だけ優しく拭き取り、無理に振らないようにしましょう。
海外では有名な方法ですが、現在では推奨されていません。
十分に乾燥できる保証はなく、お米の粉が充電口へ入り込んでしまうケースもあります。
Appleでもこの方法は推奨していません。
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一番危険なのがこのケースです。
「使えているから大丈夫」と思っていても、内部では腐食が進行していることがあります。
結果として
・Face IDが使えなくなる
・充電できない
・タッチ操作できない
・電源が入らない
・正常に起動しない
など、後から症状が悪化することも珍しくありません。