Wi-Fiボタンが押せない… グレーアウトってなに??
2021/04/21
こんにちは!アイプラス河原町店ビジュアル系担当Sです★
先日ボクのSNSにDMが届きまして、その内容が
「Wi-Fiボタンを押しても反応しない、どうしたらいいですか…」とのことでした。
急にそんな状態になったそうで、すごく混乱していました。
それで、ビジュアルがいいボクに連絡してきたという…
さて、ナルシストなボクのことは置いといて
こんな状況になったらどうすればいいかわからない人が殆どだと思います!
ですので今日は、みなさんに「グレーアウト」という症状について説明します!
グレーアウトとは簡単に言うと、
Wi-Fiのオン・オフの切り替えの部分をいくらタッチしても反応しない状態のことです。
iPhoneのWi-Fiがグレーアウトしてしまい、Wi-Fiボタンが一切タップしても反応しなくなり
Wi-Fiに接続ができなくなるというトラブルが起こる場合があります。
Wi-Fiのグレーアウトとは以下のような状態になります。
iPhoneの設定画面で見た場合に「Wi-Fi」の文言とボタンが薄い灰色になっています。(写真左)、
通常のWi-Fi設定画面(写真右)は「Wi-Fi」の文言とボタンが(左)と比較すると
濃い色になっていることが分かります。
コントロールセンターで見た場合ですと、
Wi-Fiと接続していない時は「Wi-Fiマーク」が白色で表示されています(写真右)、
Wi-Fiがグレーアウトすると、「Wi-Fiマーク」の白色が消えた状態になります。(写真左)
今回はボクが見てきた中でWi-Fiがグレーアウトしてしまい
使えない問題を解決するための有効な方法をご紹介していきます!
iPhoneのWi-Fiがグレーアウトしてしまう原因としては以下が考えられます。
などがあります。
iPhoneのWi-Fiがグレーアウトしてしまい、
Wi-Fiが選択できない時にできる対処法としては以下が有効です。
順番にご説明していきます。
Wi-Fiのグレーアウト問題の対処を行う前にiPhoneのバックアップを作成
またはバックアップが取れているか確認してから対処を行って下さい。
iPhoneの強制再起動やアップデート、ネットワーク設定のリセットは
データの消去に繋がる作業ではありませんが、
何らのはずみで、データ消失の引き金になる場合がありますので、
バックアップを固めてから対処されることを推奨致します。
iPhoneを強制再起動することで
Wi-Fiのグレーアウト問題が改善できるかを試してみます。
①音量の上げるボタンを押して離して、
②次に音量の下げるボタンを押して離して、
③電源(スリープ)ボタンを10秒ほど長押しして下さい。
本体右側の電源(スリープ)ボタンと音量の下げるボタンを同時に10秒ほど長押ししてください。
本体右側の電源(スリープ)ボタンとホームボタンを同時に10秒長押しして下さい。
本体上部にある電源(スリープ)ボタンとホームボタンを10秒長押ししてください。
長押ししていると上記の画面が表示されますが無視します。さらに待つと、、、、
アップルロゴが出てくればOKです。iPhoneが使える状態まで立ち上がるまで待ちます。
iPhoneの強制再起動でWi-Fiのグレーアウト問題が改善出来ない場合には、
次にネットワーク設定のリセットを行います。
ネットワーク設定のリセットの手順は「設定」→「一般」
→「リセット」→「ネットワーク設定をリセット」→赤文字の「ネットワーク設定をリセット」
の手順を踏むことでリセットすることができます。
ネットワーク設定のリセットで問題が解消しない場合には、
お使いのiPhoneのiOSを最新バージョンにして改善できるかどうかを試してみます。
バージョンが既に最新バージョンの方はiPhoneの初期化へ進んで下さい。
最新バージョンのiOSになってもWi-Fiグレーアウト問題が改善出来ない場合には、
iPhone本体を初期化して中のソフトウェアをまっさらな状態にしてみて
改善が出来るかを確認します。
iPhoneの初期化を行ってみてもWi-Fiがグレーアウトしたままなら、
Wi-Fiのパーツが故障している可能性があると判断ができます。
①iTunesを起動しておく
②iPhoneの電源をオフにする
③ライトニングケーブルをUSB側を接続しておく
④iPhoneの「ホームボタン」を押したままにする
⑤ライトニングケーブルとiPhoneを接続する
⑥リンゴマークから「iTunes接続」の画面が出てくるまで待つ
⑦iPhoneを復元
⑧復元と更新でリカバリーモードへと入ります。
ご自宅にWindowsやMacなどのパソコンがなく、
iPhoneの初期化ができないという場合には、お手数ですが、
Appleの正規修理店であるAppleStoreまたは
Apple正規サービスプロバイダ(ビックカメラやカメラのキタムラの中に入っている)に
足を運んで頂くことで初期化を代行することが可能です。
iPhone初期化代行は、店舗によっては有償の場合(数千円程度)がありますので、
足を運ばれる店舗に行く前に電話で確認されることをオススメ致します。
iPhoneを初期化してもWi-Fiがグレーアウトする問題が改善出来ない場合には、
iPhoneの修理対応が必要になってきます。
修理箇所としては、Wi-Fiアンテナを交換することで
グレーアウトの問題が改善できる可能性があります。
しかしApple正規のiPhone修理拠点ですと、Wi-Fiアンテナの交換修理がないので、
新しいiPhoneと本体交換の対応になってきます。
iPhoneの本体交換の対応は、同じ機種の同じお色の同じ容量(ギガバイト)のiPhoneになります。
お色の変更や容量を倍にしたいといった要望に応えることができませんのでご注意下さい。
今、お使いのiPhoneと異なるお色や容量を増やしたいという場合であれば、
iPhoneの機種変更を視野にいれると良いです。
Wi-FiがグレーアウトしてしまうiPhoneの修理料金は、
iPhoneの保証状況によって変わってきます。
例えば、AppleCare+(購入から2年間まで)にご加入されている場合、
またはiPhoneの購入してから1年未満の方はメーカー保証の期間内になりますので、
iPhone本体に画面のひび割れや本体が曲がっている状態、水濡れ等の損傷が無ければ、
無償で修理サービスを受けることが可能です。
Wi-FiがグレーアウトするiPhoneを修理ができる場所は、
Apple正規の修理店舗であるAppleStoreまたは、
カメラのキタムラやビックカメラなどの中に併設されている
Apple正規サービスプロバイダで修理を承ることが可能です。
平日の場合でもかなり混雑が予想されるので、
事前に予約をされてから来店されることをオススメ致します。
今回は「iPhoneのWi-Fiがグレーアウトしてしまう時の原因/治し方/修理とは?」を解説させて頂きました。トラブル時の参考になれば幸いです。