京都府宇治市小倉町 より、iPhoneSE2水没修理のご依頼です
2024/07/29
京都府宇治市小倉町 より、iPhoneSE2水没修理のご依頼です
先日、iPhoneSE2の水没修理のご依頼を頂きました。
写真の様に、基板周辺に水分が付着してしまっております。
すでに起動しない状態でしたが、部品を全て分解し水分除去と清掃をさせて頂き、起動を試みましたが起動せず、
バッテリーを交換したところ起動しましたが画面が一部故障し表示不良となってしまっておりましたので、画面も新しく交換し修理完了とさせて頂きました。
今回のお客様は、水没から1週間ほど放置してからのご来店でしたので、基盤付近に少々腐食が見られました。基盤付近に腐食があるという事は、画面の隙間に入ってしまった水分も腐食が進行している可能性が高く、画面は少しの腐食にも耐える事ができない為、1週間も放置してしまうと流石に異常が出てしまいます。
水没の修理依頼のご希望の際は、なるべく修理までの時間が短くなるように早目にお越しくださいませ!
その他、ネットやお電話でのご相談も承っておりますのでお気軽にお問い合わせください。
iPhoneに限らず一度水没し復旧した端末は、再び不具合が出てくる可能性をどうしても含んでいます。
そのため、必ず頻繁にデータのバックアップを作成し、いつ症状が再発してもデータが消えない様に対策をお願いしております。また、再発や使用不能になるリスクを最大限減らす為に、水没復旧の場合は少なくともバッテリーと画面は新品に交換して頂く事を推奨させて頂いております。
今回のお客様は水没から時間が経っておりましたので既にバッテリーと画面は故障してからのご来店でした。しかし、水没後その足でご来店頂いた場合などには、まだバッテリーや画面が正常に機能しているように見える場合がございます。そのまま水分除去や清掃しても、画面内部の水は完全には取り除けませんし、一度水没したバッテリーは時間差で故障する確率が高いです。
この様に画面に少しでも水分が付着していると、ほぼ確実に画面レイヤーの内部に水が侵入していると言えます。
そうなると二度手間になってしまう上、複数回の分解行為はスマホ本体にも大きな負担になります。
水没復旧作業の際は、出来るだけ画面やバッテリーを新品に交換して頂ければ、修理後不便なく使用できる機関が伸びる可能性が格段に上がります。
iPhoneやその他スマートフォンやタブレットは、最も身近な機械ですが紛れもなく精密機器です。
精密機器は水分に触れてしまうと、乾燥させても完全には元通りにならず腐食や錆で故障してしまいます。そのような状態にならない為に、スマホは画面や背面、カメラレンズと言ったパーツで密閉されています。
つまり、それらのうちいずれかに割れがある場合、精密機器を密閉する箱に穴が空いているという事になるわけです。
最も放置されやすいのは、カメラレンズや背面の割れです。ケースで隠れる、写真写りに影響がない等の理由で放置してしまうと、そこから入り込んだ水分やポケット内のホコリ、塵などでスマホの心臓部である基盤が故障する可能性があります。そうなると割れの修理代金よりも何倍も費用が掛かってしまいます。
実際、雨の日などにスマホが動かなくなったとお持ち込みされるスマホの多くは、背面やカメラレンズ、画面に割れがある端末です。
もし割れてしまった場合は、修理のご相談に乗らせて頂きますので、ぜひお気軽にご相談くださいませ。
水没した際の応急処置や水没時の症状について解説した記事がございましたので掲載させていただきます。
ご興味のある方はぜひご覧ください。
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iPhoneは水没する?疑われる症状や正しい対処法、NG行動の一例をご紹介 | iPhone大学 (iphone-college.com)